3Dオブジェ蝶

『水面に降り立つ蝶』

この幻想的な情景をHINODEは最先端技術と職人技により3Dオブジェとして具現化しました。

アクリルにどのようにして「命」が吹き込まれ、見る者の心を捉える作品へと昇華されるのか、その製作過程をご紹介します。

HINODEが追求するアクリル表現の新たな可能性と、細部に宿るこだわりをぜひご覧ください。

アクリルの波紋はどのように作られるのか?

NC工作機械によるアクリル加工
アクリル専用NC加工機によるアクリル加工

水面を表す台座は透明アクリルを使用しました。アクリル専用NC加工機によって波紋を彫り込んでいきます。

機械で加工しただけでは刃物跡が残るため加工後は手作業で研磨が必要です。

ピンセットの先にサンドペーパーを巻き付け、繊細に彫り込まれた波紋を研磨します。

美しさを求め丁寧に何度も何度も研磨を重ねていきます。

アクリルを研磨

表面の研磨作業を終えた後は小口に取り掛かります。

アクリルを切っただけの状態では透明度が低く濁っているように見えます。そのため小口も水面に近づけるよう何度も研磨を重ねていきます。

研磨には複数のサンドペーパーを使用します。サンドペーパーは表面の目の粗さによって仕上がりが変わります。

粗目のペーパーから研磨を始め、中目、細目、極細目とペーパーを変えて作業していきます。

アクリル小口の研磨
アクリル小口の研磨作業

一言で研磨といっても実際は何工程もあり、とても根気のいる作業です。

HINODEはNC工作機械や3Dプリンターなど最新技術による加工を得意としていますが、最後は必ず人の手で仕上げを行います。表面の滑らかさや綺麗な仕上がりには手作業による研磨がかかせません。

透明に輝く3Dオブジェの完成

3Dオブジェ水面に降り立つ蝶

最後にクリア塗装を施し、3Dフルカラープリンターで出力した蝶を組み合わせて完成です。

丁寧に研磨を重ねたことによりアクリルの透明度が増しています。

磨き上げたアクリルに蝶が反射することで、まるで鏡のように映し出します。見る角度によって表情を変えるアクリルの美しさはまるで生命のような輝きが感じられます。

HINODEは今後も美しさを追求して参ります。ぜひ、HINODEの取り組みにご注目ください。

3Dプリンターやアクリル加工にご興味をお持ちいただけましたでしょうか?製品に関するご質問やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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