日本百名山に選定される羊蹄山の景勝を望むスキーリゾート「綾ニセコ」

「綾の織りなす和のこころ」をデザインコンセプトとした、ニセコの大自然に佇(すま)う ラグジュアリーなホテル型コンドミニアムのプロジェクトに参加させていただきました。

素材の厚みや軽量化を実現した天井格子パネル

お問い合わせ時にはホテルの客室サインと天井へ設置する綾縫いをイメージしたデザインパネルをご希望されたため、

縫い目がわかるような表現と幾何学模様の格子サンプルを不燃材料にて製作いたしました。

天井に設置するため、軽量な素材を使うFRAMELINE（フレームライン）をご提案しました。

ピースの組み合わせによる客室サイン

進捗していく中でさまざまなデザイン案を出していただき、最終的に客室サインに関しては布縫いのイメージにて製作を行うことに決定。

天井格子はアイヌ文様、幾何学文様4種類の格子模様をアルミ複合板にて製作を行うこととなりました。

客室サインパネルについては、弊社で保有している刃物にてデザイン加工は問題なく対応できるものの、浮き沈みの表現を一枚の素材で表現するとなると予算がオーバーしてしまうので、各デザインをピースにて製作、組み込みを行うことで対応いたしました。

天井格子について、今回初の試みとしてNC切削時に発生するバリ取り作業をジェット噴射で対応。

かなりの工数削減となり弊社としても新しい発見となりました。

こちらの案件については無事納入も完了しクライアント様にも大変ご満足いただいております。