日の出工芸の塗装設備と種類について

塗装ブース

日の出工芸の塗装設備と種類について

日の出工芸株式会社では、自動車などを丸ごと一台格納して塗装を行える専用の塗装ブースを保有しています、 塗装時の温度調整(60℃まで)、埃や塗料の飛散を防ぐ機能もついているため高い品質の仕上りを実現致します。 現在対応可能な塗装種類はウレタン塗装、水性塗装や銀鏡(ぎんきょう)、錆(さび)、漆喰(しっくい)、 メッキ調などの特殊塗装になります。 製造部では品質の向上はもちろんのこと、常に新しい塗装を追加していくため日々試験を行っています。 以下日の出工芸で行っている塗装について詳しく記載していきます。

目次

1.2種類の塗装方法

2.ウレタン塗装について

3.水性塗装について

4.その他の塗装について

5.塗装対応表




1.2種類の塗装方法


・スプレーガン(水性、溶剤型)
メリット  塗料が非常に細かな霧状で散布される為、質の高い仕上がりになります。
デメリット 塗料の粉末が周りに飛散してしまうため専用の環境化でないと、空間全体を養生するなど手間がかかってしまいます。

・ローラー(水性専用)
メリット  環境に左右されずに塗装を行うことが可能で手間がかかりません。
デメリット スプレーガンに比べると塗装の仕上がりが荒くなってしまいます。



2.ウレタン塗装について


当社のメインの塗装方法です。光沢塗装が可能で、メタリックやパールなどバリエーションを豊富に揃えています。調色対応が可能で、つやも5段階で調整可能です。仕様塗料は自動車の外装用塗料と同じであり、焼き付け塗装にも対応しています。主にガンを使っての塗装となり埃の付着や周りへの影響(塗料の飛散)を考えると、現場塗装よりも専用ブースでの塗装をお勧めいたします。

・塗装タイプ:2液タイプ(主剤 + 硬化剤 + 希釈剤)
・塗装方法:スプレーガン
・つや種類:つやあり、7分つや、5分つや(半つや)、3分つや、つや消し
・塗装色の決定方法:現物確認、日塗工、DICカラーガイド、パントーンでの指定。


ウレタン塗装工程 ※シーラー:塗料の吸込みを防ぐ目的で塗られる下地処理 サフェーサー:研磨の傷を埋める下地処理


【ケイカル板】:荒とぎ ⇒ シーラー ⇒ パテ・研磨 ⇒ サフェーサー ⇒ 研磨 ⇒ 仕上げ塗装 ⇒ クリア塗装(高光沢に限る)
【樹脂】:密着材(塗料の剥離防止)⇒ サフェーサー ⇒ 研磨 ⇒ 仕上げ塗装
【MDF】:荒とぎ ⇒ { シーラー ⇒ 研磨 }(2~3回繰り返し)⇒ 仕上げ塗装
【硬質ウレタン】:シーラー ⇒ { サフェーサー ⇒ 目止め(パテ)研磨 }(2~3回繰り返し)⇒サフェーサー ⇒ 仕上げ塗装
【木材】:シーラー ⇒ 研磨 ⇒ クリア塗装 ⇒ 研磨 ⇒ クリア塗装

メイン基板のケイカル板よりもMDFや硬質ウレタンの方が材料費を抑えることが出来ますが、塗装仕上げを行う場合下処理に工数がかかる為、場合によってはケイカル板よりも高くついてしまうことがあります。



3.水性塗装について


VOC(揮発性有機化合物)を含んでおらず環境に優しく、塗装方法が豊富に存在する為現場での塗装にも柔軟に対応することが出来ます。

・塗装タイプ:一液タイプ
・塗装方法:刷毛、ローラー、スプレーガン
・塗装色の決定方法:現物確認、日塗工、DICカラーガイド、パントーンでの指定。


水性塗装工程


【ケイカル板】:荒とぎ ⇒ シーラー ⇒ パテ・研磨 ⇒ 仕上げ塗装



4.その他の特殊塗装について


特殊塗装一覧

【銀鏡塗装(ぎんきょう)】
有害な重金属を使用しない環境に配慮したエコな塗装です。
通常のクロムメッキだとABS樹脂にしか塗装が出来ませんが銀鏡塗装であればあらゆる素材にメッキ塗装が可能です。
メリットばかりのようですが、デメリットとして塗装サイズ(400x400mm)、屋外不可、塩分に弱いなどがあります。

【錆塗装(サビ)】
赤錆(鉄)を使用し、化学反応を起こし実際に本物の錆を発生させるため同じものは作ることが出来ません。
屋外での仕様が可能です。

【漆喰塗装(しっくい)】
高品質な和風のテクスチャ(質感)を表現できます。また湿度が高すぎれば吸湿し、低くなれば放湿を行う調湿性も兼ね備えています。



5.塗装対応表


各種塗装にて対応可能な素材やカラーについては下記バナーをクリックして塗装ページにある対応表をご確認ください。

塗装ページへのリンク

その他ご不明点などあればお気軽にお問い合わせください。


日の出工芸株式会社では、不燃の内装用デザインパネルやLEDサイン&切り文字の製造販売を通して、
設計・デザイナー様の空間デザイン表現のお手伝いをさせていただいております。